日曜はこれを観ました。

青山真治の北九州三部作の最終章らしいです。
(Helplessとユリイカとこれで三部作)
なんにも頭に情報ないまま、たまたま観たのですが、頭で考えて映画とってるなってことと、石田えりが怖い(すごいってことです)ってことが印象に残りました。

全然検討外れかもしれませんが、異母弟との確執のところのストーリーのくだりが、聖書を意識している気がしました。聖書っぽいなあと思ったら、聖書っぽいストーリーの結末になりました。聖書ってドロドロです。火曜サスペンス劇場も真っ青なメロドラマです。不倫もホモも近親相姦も普通に出てくる読み物としてとてもおもしろいものです。それを信じろって言われるとお断りしますが。

映画なれするために、今からエヴァ劇場版みてきます。では

ベホマ

2006年1月31日 映画
を誰かが唱えてくれたんでしょうか。

同居人は初期の肝炎だったんですが、

点滴2本打って、1晩寝てご飯食べたら、普通に動ける程度に回復しました。

 せっかく休んだからには映画を見たいと言い出しまして、日曜日見れなかった男の墓場プロの作品を見にいくことになりました。1日で大丈夫かなとは思うのですが、数値的には正常範囲に戻っているので本人の意思を尊重してみた。

 小雨の降る中、一人で整理券配布時間13時45分にチケット売り場についたら、5人並んでおり11番でした。毎日通っているコアファンが若い番号を抑えているんじゃないかと思うほどです。会社の昼抜け出してくるにしても、下北沢だからみなさんどうやって確保しているのか気になります。

ということで、つまらない予感が少ししますが、杉作J太郎がどこまでやったか見てきます。
DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/02/03 ¥3,980 監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原…

目黒シネマでティムバートン祭りなラインナップ2本なので、行ってみた。

ジョニーディップはマイケルジャクソンをイメージして役作りをしたそうで、アメリカの映画館ではジョニーディップの行動一つ一つに

マイコー

という笑い声があがったそうな。ジョニーディップが怪演してるけど、いっそのことマイケルジャクソン本人にオファーだしても良かったかも。撮影時期に裁判の真っ最中だから無理だったんだと思うけど。

 小人の原始人のグロかわいい集団は、放送していいのかどうかと少々考えてしまうほど悪趣味のコテコテだと思うけど(最近、フリークスがリマスター版公開してたから大丈夫なのかしら)、気違いワールドで素晴らしい。
 映画見終わった後、ウォンカのチョコレートが欲しくてたまらなくなったのですが、誰かあのパッケージで製品化してくれないでしょうか。
 リンクしていただいているtkrさんもそうだけど、各所の映画掲示板で「絶対見るべし!」と書かれていたので行かねばと思っているうちに終って残念と思っていたら、延長が決まったことを知ったので、7時ぐらいに仕事が終ったこともあり、早速行ってきた。毎回思うのだけど、平日夜の映画の上映開始時間は8時ぐらいからにならないだろうか?7時だときついという人は多いと思んだけど。劇場についたら、レイトでほとんど告知もされていないのに8割(しかも、映画雑誌読んでそうな人達だらけ)で濃いなあ。おいらなんてうすうすですよ。
昭和百年(西暦2025年)[※1]を迎えた近未来。

世界人口は100億[※2]を超え、国際規模の宇宙開発事業【火星テラフォーミング計画】[※3]が行われていた。

そんなある日、火星から帰還途中だった宇宙貨物船【いざなみ】が日本に墜落。

積載されていた怪獣ネガドンが目覚めてしまう!

破壊本能しかない冷血凶悪な殺戮型宇宙怪獣、ネガドン。

人類はヤツを倒すことができるのか!?

絶望的な状況の下、一人の中年男・楢崎龍一(ならさきりゅういち)が立ち上がる。

彼こそは10年前に実験中の事故で娘を失った伝説のロボット工学[※4]の権威だった。

亡き娘との約束、そして科学と人類の未来を守るため、未完の人間型汎用歩行重機(ロボット)【MI-6(ミ ロ ク)二号機】で出撃する楢崎。

かくして、楢崎とネガドンの天地をも揺るがす壮絶な死闘がはじまる

http://www.h2.dion.ne.jp/~magara/project.htm

なんにも事前知識がないまま(特撮だろうとは思っていただけど)見たのだけど、個人で作りあげた実写ないしの怪獣映画でした。ストーリーも特撮の王道を行くというか、「この人怪獣好きなんだな」というマニアの知識総動員で作っていつので、よくできています。なんといっても

「昭和100年」

が舞台といった時点で、オールドタイマーな自分には心に染み入ります。HP観ればわかるんだけど、すごく設定が凝っているのですよ。CGも古い特撮映画に見えるようにうまく加工されています。

怪獣映画と特撮好きな人はとにかく池袋へ
金曜まで延長しております。


レスはもうちょいおちついたら
すいません
魁!クロマティ高校(板尾創路映画祭二日目)
週刊少年マガジンで連載中の人気漫画を映画化。年齢、国籍、はては種族まで違う“クロ高”生徒たちが遭遇する、あり得ない日常をつづるナンセンス・コメディ。


都内屈指のバカ学校“クロマティ高校”に入学してしまった優等生の神山。崩壊しきった学校を変革しようと、クラスメートらと共に奮闘する彼だったが、なぜか、地球防衛軍を結成することになってしまう。

http://www.kurokou.com/

板尾創路映画祭、二日目を開催するため、渋谷のシネセゾンのモーニングショーで観た。これを観るために、日曜の朝早めにおきる自分が好き。

この映画について、伝えたいことは、この画像なんですよ。撮影に使われたメカ沢新一&ゴリが映画館にいた。素敵過ぎて、携帯の待ちうけ画像にしてしまいました。後、映画本編がはじまる前に、実在の人物や学校と関係ありませんのテロップで劇場内に笑いが走ったのを確認できただけで、おいらは満足であります。

 大変面白かったのですが、これは一話完結の特撮ギャグとしてテレビ放映していただきたい。キャストこのままでいいから。フレディの渡辺裕之が、似てないんだけど、超似ているという怪演は、外国人が見てもフレディと答えるであろうと想像できるくらい凄かった。(参考http://www.walkerplus.com/movie/cinema_info/info6373_kansai.html
 

板尾のクリエイターとしてのすばらしさを実感し、閉幕。参加人数1人だけど

七人の弔い

2005年8月17日 映画
昨日見た2本目。

みどころ
児童虐待をモチーフに、ダンカンが初監督に挑んだ異色の家族ドラマ。我が子の臓器を売ろうとする親たちとその子供たちの姿を、ブラックな笑いを交えて描く。

ストーリー
どこか表情の固い7組の親子が集まるキャンプ場。そこは金と引き換えに親が子供の臓器を提供する取引場所だった。やがて、子供たちは親の異様な態度から、普通のキャンプではないと気付きはじめる。

http://www.office-kitano.co.jp/7tomurai/

 ダンカンの第一回監督作品。主演と脚本をやった「生きない」と同じく、タイトルが黒澤映画のパロディだが、中身の構成・テーマもよく似ている。ダンカン演じる主人公がコンダクターを務める点も一緒。撮る作品すべてが似通っている監督など他にもいろいろいるような気がするので、そこらへんは別にいいことにしておこう。タイトルでストーリーが見え過ぎるはどうかと思う。これだと二重に取れる意味のどちらかにしか転ばないわけだし。

 子供を虐待しているくらいなら、臓器を売ってお金にしよう、ということを決断した親が、最終チェックのキャンプで子供に対する心理の変化と、子供の数が減れば受け取れる金額がUPという餌につられての行動の変化はブラックでおもしろい。良心の呵責に苛まれたり、利潤の追求を求めたりした結果、大人が出した答えが何になるのか、先が見えている(あえて見せている)状況でもおもしろい。見て損はないです。

 次回作も期待したいけど、今度はまったく違った話でぜひお願いしたい。他の話をいろいろやってからのほうが、この手の話をより深く描けるようになると思う。
映画2本を観る間に伊勢丹で化粧品売り場を巡って一時帰宅。布団を取り込むためというのが、所帯地味すぎていて嫌。

一本目は2週間ぐらい前からハマって一気に観た、鋼の錬金術師の映画版です。

すいません、おいらにはダメでした。

 敵役の美学みたいなのすきなんですよ、おいら。この作品のボスのもう一つの世界に行きたがった目的が弱いというか、なんていうか、自分と異なるものに恐怖したり排斥したり、区別というか差別とかをするのが、人間というものであるのはわかります。
 でも、この映画に出てくる行動に至らせる原因であるとは思えないんですよ。中途半端に第二次世界大戦前のドイツネタを織り交ぜて、ユダヤやジプシーに対する差別を描いたとしてもです。このストーリーだとエルリック兄弟は世界に対する疫病神としか思えないです。そもそも近親者の一族が全てny
 行動に対する動機付けが他のキャラも少々薄い。なんて、こと考えつつも、大佐が出てくると喜んでしまうオレガイル。

漫画の方の結末に期待。

逆境ナイン

2005年7月18日 映画
みどころ
伝説的なスポ根コミックをハイテンションなノリとVFX映像満載で映画化。ギャグのような"逆境"の連続に絶対負けない若者たちのおバカな青春が熱い!

ストーリー
校長から廃部宣告を受けた全力学園野球部。キャプテンの不屈闘志は、廃部撤回のため甲子園出場を約束、部員たちへの特訓を始める。しかし、彼らにはアンビリーバブルな困難が次々と襲いかかる。


スターウォーズがまだまだ混んでいたので、これの前売りを買っておいたのを思い出してこっちに行ってしまいました。意外と混んでいて、この暑いさなかに余計に暑い映画を観たい人って結構いるんだなあと思いました。

「真夜中の弥次さん喜多さん」と同じく漫画原作でありながら、こちらは原作に忠実にバカバカしくて、やすっぽいVFXも島本映画の熱さを伝えるのにプラスになっていて、劇場内ゲラゲラと笑い声が絶えない、極めて環境がいい感じ。自業自得のモノリスは宇宙から降ってきても、あやしいくすりをやっていそうなほど、熱い人も逆境を乗り越える男のドラマには必要なのです。リアリティなんて、この映画には必要ないっ。藤岡弘、のヒーロー物演技もこの映画にとってはリアル。

 昼間、カレー食堂心で食べた納豆チキンカレー(スープカレーに納豆は凄くあうのです。一回試してみてください)のせいもあり、ダブルドーピング状態で、おいらが家に帰った後そのパワーで行った行動が部屋掃除という、とほほ過ぎることでしたが、ぜひ気合いを入れたい時に観にいくことをオススメいたします。
 強精剤映画です、これ。

夢の中へ

2005年7月17日 映画
岡村靖幸容疑者、覚せい剤逮捕

 警視庁渋谷署が5月20日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いでミュージシャン岡村靖幸容疑者(39)を逮捕していたことが16日、分かった。
 調べでは、岡村容疑者は4月上旬、渋谷区内の路上を歩いていた際、挙動が不審だったため署員が職務質問。その後、同署で薬物検査を受け陽性反応が出たため、5月20日に東京都内の自宅マンションで逮捕された。同署によると、既に起訴されているという。
 岡村容疑者は、80年代中ごろから「Out of Blue」などの曲やアルバム「早熟」で人気に。川本真琴のプロデュースや渡辺美里、吉川晃司らへの曲の提供などで知られる。
(日刊スポーツ) - 7月17日9時52分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050717-00000043-nks-ent

 夢の中へという曲の言われをご存知でしょうか?井上陽水が大麻取り締まり法違反で捕まるとき、警察に踏み込まれるまでのことを詩にしただとか。
http://goukou.com/blog/archives/001038.html

某掲示板で気になる書き込み発見
581 名前:名無しさん@恐縮です 投稿日:2005/07/16(土) 20:53:20 ID:CMHhyTgG0
533 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2005/04/06(水) 21:49:47
今日、渋谷のブックファーストから数人の警官に連行される岡村ちゃんを
見ましたよ

536 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2005/04/06(水) 23:56:08
万引きの疑いのようでしたよ。
警官が「君のカバンにこの本が入ってるのはおかしいだろ!」って言ってました。
本人は「ボクこれからスポーツクラブ行く予定なんですよ!どーしてくれるんですか」
とか言ってましたが、そのままハチ公前の派出所に。

537 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 2005/04/07(木) 00:00:33
あ、そっくりでしたが、もし別人でしたら失礼ですね。もう、書くのやめとこ。
ごめんなさい。

これが本当だったって事なのかなあ。

真相は事務所解雇でレコード会社契約切れなので、詳しいことは出てきにくいと思いますが、才能はある人だと思うので、きっちり問題を解決してから、それをどう活かすのかがんばって欲しいものです。

映画の「夢の中へ」は園子温監督作品の不条理コメディ。夢の中では別の世界とつながっていて、性病の痛みだけがリアルという、不思議な感触で、「夢の中へ」の曲とよくマッチしている。
http://yumenonaka.netcinema.tv/

前説付きという変則的な公開で、まあつまんないお笑いつきだったのですが、監督が

キャンディキャンディの塗り絵コンテストとでグランプリ

という、非常におもしろい事実を教えてくれたのでまあいいか。

さえない役者、鈴木ムツゴロウ(田中哲司)は、タエコ(夏生ゆうな)と同棲中。タエコはスズキと同期の劇団仲間で、彼の役者人生に惚れて、役者をやめ彼との生活を始めたが、10年経ってもブレイクしない鈴木に愛想を尽かしている。
鈴木は、三流劇団の女優ランコ(市川実和子)と恋仲になっている。ランコは、この劇団のリーダー町田(岩松了)と関係があり、町田はこの2人のことをよく思っていない。
そんなある日鈴木は、次の舞台のために稽古に来ていた。鈴木の舞台の演出家(温水洋一)は、井上陽水の曲「夢の中へ」を独り言のように口ずさんでいる。誰もがこの舞台がうまくいくとは思ってはいない。そこにきて鈴木の体調に異変が…。小便がしみるのだ。鈴木はすぐに性病だと直感する。女たらしの鈴木の頭には、2人の女の顔が浮かぶ。ランコと、もう一人の女優。どちらなのか?友人ケイジ(村上淳)に聞く が、彼にはわからない。ランコの劇団の劇団員と便所をともにした時、彼が小便を痛がっているのを見るにつけ、ランコが怪しいと思いランコを追求すると、逆切れされ家を追い出されてしまう。
自分の家に帰ればタエコが家をでる準備をしている…。
やぶれかぶれの一日が終わって、倒れこむように鈴木が眠ると、突然夢の中にテロリストの鈴木。テロリストの鈴木は肩に銃弾を浴びて血まみれ。車内には彼を助けようとユウジやケイジ、タエコがいる。皆テロリストの一員らしい。そしてその悪夢からさめると今度は取り調べ室。そこにはおっかない鈴木の親父(麿赤兒)と、なぜか次の芝居の演出家(温水洋一)もいる。何の取り調べかもわからずただただ怒鳴られる。
そして目を覚ます鈴木、タエコがいない。タエコは友人(小嶺麗奈)の家へ逃亡していた。鈴木は東京を逃げ出す口実として、同窓会に行くことを決意。父(麿赤兒)のたまには帰って来いという、強い催促もあった。
そして、実家に帰ろうと電車に乗っている最中も何度も夢を見る。テロリストの夢と取り調べの夢。そこでは現実の人間が刑事になったりテロリストの仲間であったりする。鈴木はどんどん夢に侵食される。夢の鈴木が「今日ヘンな夢を見た」という。「俺、夢の中でしがない役者で…お前と同棲してんだよ」とテロリストのタエコに言う。また、変な男(オダギリジョー)と女(菜葉菜)に会って、もみくちゃにされたり…。どちらが現実か区別がつかなくなる鈴木。
実家に帰り、ユウジ(オダギリジョー)やケイジ(村上淳)と交友をあたため、久しぶりに父(麿赤兒)や妹(臼田あさ美)とも会う。
同窓会の夜、すべてが爆発する。今まで生きてきた人生すべてに対し、反省と怒りがこみ上げてくる。夢の中の鈴木は、これですべて終了と宣言し、同窓会で絶叫したまま、その場所を飛び出していく。
夜の道を絶叫しつつ、「夢の中へ」を歌いながら走り抜けていく――。

ついついさぼってしまいました。

 その間にもえるーむじゃなくて、メイリッシュ3周年記念に行ってみたり、「電車男」と「夢の中へ」という映画を観に行ってみたりしていました。
そして、なんやかんだで一気に3万程進んだみたいですねえ。

というわけで、「電車男」の感想です。
それがネタであるのか真実であるのかは
http://www.tanteifile.com/diary/2005/07/14_01/index.html
(探偵ファイルさん、裏探偵ファイルで取り上げていただきありがとうです。)
 ここらへんを読んでください。2chの管理人さんが、存在して出版の際に打ち合わせ等を行ったと申しております。海外のお土産やさんに本物と信じ込まされて買った骨董品が本物だった確率、あるいはおいらが竹野内豊とつきあえる確率と同じぐらいの割合ではそういうことは起こりえると思うのです。天文学的確率だと思うので、もう他の人には起こらない確率が大きいけど。

この映画で一番思うのは、名無しさんのキャラが変すぎるのでもなく、人は変われるだなということでもなく、外見というか清潔感というのが重要だということでもなく、

エルメスさんのズレっぷりは凄い

ということであります。中高一貫の女子校とかには、浮き世からずれてファンタジーワールドに突入している人が一人か二人いたりするのですが、その手の人だと思うのです。変に純粋培養されちゃった感じ。社会生活できるのかとか、お金持ちならSPやとった方がいいんじゃない?などいろいろ興味はつきません。

むかし変なナンパをされたことがあります。
普通に街を歩いていたら、まったく知らないふつうそうに見えるオヤジ(推定年齢40歳)にいきなり

オレとつきあわねーか?

と言われ、思わずきょとんとしていると

付き合えるのか、付き合えないのかはっきりしろ

とキレられたことがあります。圧倒されながらもムリですとちゃんと言えましたけど、
エルメスさんはついて行ってしまう人のような気がします

見どころ
1974年に起きた衝撃の実話に基づくショーン・ペン主演の実録ドラマ。鬱屈した当時の米国社会を背景に、孤独な男が大統領暗殺を画策するまでを冷徹なタッチで描き出す。
ストーリー
妻子と別居し、肉親とも険悪なサム。そんな生活を立て直そうと努力するが、不器用な性格が災いして事態は悪化する一方。やがて、彼は怒りの矛先をニクソン大統領に向けるようになり、常軌を逸していく。

http://www.wisepolicy.com/the_assassination_of_richard_nixon/

 電車男、観に行こうかなといいつつ、これ観にいってしまいました。
 不器用な性格というか、究極のダメ男。この映画の一番の謎は

なんでナオミ・ワッツみたいな美人の妻がいたのか

ということになります。子供3人いるってことは10年ぐらい結婚生活をしていたってことは、半分ぐらい勝ち組ですよ。映画の中で別居中の妻にストーキングしまくるのも非常にわかりやすい話です。一緒に観ていた同居人は実際はブスとなんだから、そんなところ指摘しないのって言っていましたが。

 二枚目よりダメ男の方が演じるのが難しいと思いますが、ショーン・ペンは見事なまでにダメ男を演じていて、最後に空港に突入する前の嫌な上司は殺す勇気がなく、妻の家に忍び込んで連れ子ならぬ連れ犬を撃ってから、空港に突撃するまでの流れが非常にすばらしい。

 帰りに「アンコールワット」に久しぶりに行き、おいしいカンボジア料理を堪能して非常に満足で帰宅。
観に行ってしまった。

人類が初めて経験した大規模な宇宙空間での戦争が、地球連邦政府とジオン公国のものだった。その最後の一年間は、人型の機動兵器、モビルスーツの実用期ともなった。あれから10年弱……。ユニバーサル・センチュリー0087(ダブルオーエイティセブン)。地球に住む人々とスペースコロニーに住む人々との確執はいまだくすぶり、人々の魂もいまだ地球の重力から解放されていなかった……。
スペースコロニー、グリーン・ノア2に住む少年、カミーユ・ビダンは連邦軍軍人への反発から、新型モビルスーツ、ガンダムMk-を奪取。反地球連邦組織『エゥーゴ』へと身を投じる。ガンダムMk-を奪われた連邦軍のエリート組織『ティターンズ』は、カミーユの両親を人質にとるような卑劣な作戦を強行した。結果、カミーユは眼前で両親を失ってしまう。そんなカミーユの側にいるクワトロ・バジーナ大尉は、かつてのジオン公国軍のエース、シャア・アズナブルだったが、彼は軍をあるべきものにしようという夢を抱いていた。両親の死を悲しむ間もなくエゥーゴの作戦に参加したカミーユは、大気圏を突破して地球へ降下して、出会った男がいた。かつてのシャアのライバルだった伝説の男アムロ・レイだった……。


 月曜の夜だというのに

「こどもなしで映画くるのいつぶりかな・・・」
「この前行ったのはプリキュアだよ」

という、上司と部下らしき二人組などを代表とする30代サラリーマン組が目立ちました。一番空いてるはずの月曜でも6割は入っています。そんな中、一人見に来るおいら。さすがガンダム。
 テレビシリーズと今回追加の部分の画質の違いが気になりましたが、楽しめました。ガンプラを組みたくて仕方がありません。同居人とは秘宝館の話はできても、ガンダムのオタ話ができないのが悲しいところです。思いのほかGacktの主題歌が合っていて、陶酔型の歌い手の方がアニメの歌としてはいいのではないかと思う。
 
 テレビシリーズのDVDBOXが欲しくてたまらない。

追加:http://www.gundam-exhibition.jp/
大阪まで観にいくしかないのかな・・・
巡回展よ、こい。
 渋谷で待ち合わせて、6時40分開始のピンクリボンを見た。おいらのこういう予感は結構あたる。香取君の現場観戦勝利伝説にはかなわないけど。
http://www.uplink.co.jp/pinkribbon/
43年もの歴史を持つピンク映画は、年間90本、日本映画の年間製作数の1/3を占めている。その歴史と現在を築いてきたプロデューサー、監督、俳優、配給、興業関係者へのインタビュー、そして新たにそこへチャレンジしてくる若い人たちの姿を通して彼らの「情熱と知恵」を探り、記録したドキュメンタリー。

 日本戦の日なので、観客がおいらたち入れて3人(次のレイトはそこそこ人数いた)。このドキュメンタリー想像以上におもしろい。大ヒット。映画好きなら、見ておもしろいと思う。ピンク映画のプロフェッショナル魂ぶりと、撮影現場の進行ぶりなど見ていて飽きさせない展開はすばらしい。

 十二分に満足した後、テレビ観戦している居酒屋に駆け込み、大黒様のシュートを見て飲食した後帰宅。おいらの予感大的中。後半だけしかリアルタイムで見れなかったので、録画したものを見ていたらずるずる夜更かし。会社の人に彼といるところをみられたり、友達集団にみられたりしたのは置いといて、非常に濃い壱日だった。

一緒にいたのつっこまれるのがめんどくさい。
http://www.inthepool.jp/
http://www.house-styling.com/in_the_pool/
(こっちは美術監督が語る作中のインテリア)


 奥田英朗の人気小説を、松尾スズキ主演で映画化した痛快コメディ。奇妙な症状に悩む患者たちと、破天荒な精神科医の交流がオフビートなタッチで描かれる。
 ヒョウ柄のシャツとブーツを身にまとう精神科医の伊良部。そんな彼のもとに“プール依存症”など変わった症状の患者が訪れる。彼らは伊良部のハチャメチャな治療にとまどうが、快方に向かっていく。


 このあらすじを引用したけど、、、一人だけ救われない人がいて、最後のオチになるわけです(これもネタバレ?)。知人が最近見た中で一番笑えたと言っていたので、観にいきました。昨日の狸御殿と違い、車検出すために有給とってヒマをしていた、同居人といったため、性病の話のくだりや、勃起し続ける男(オダギリジョーなんだけど、女の子相手しやすくていいんじゃないですか(笑))など、下ネタがなかなか効いていまして、楽しめました。市川美和子が演じていた強迫神経症の女は、ガス確認するために何回か戻ったり、家焼けてないか電話ならしたりしたことのある私にとっては笑えませんでした(今は大丈夫)。精神的に不安定だったんですよね、その頃。松尾スズキのきれっぷりがよいので、笑いたいときどうぞ。

 2日連続オダギリジョー。
オダギリジョー パパイヤ鈴木 東京スカパラダイスオーケストラ 平幹二朗 薬師丸ひろ子 CD ポプラト 2005/05/11 ¥2,500恋する炭酸水(チャン・ツィー/オダギリジョー)
人は病(薬師丸ひろ子ほか)
私は神になりたい(平幹二朗/由紀さおり)
狸の事情,人の事情(パパイヤ鈴木)
ぴるぜん婆々のマイウェイ(由紀さおり)
Rudie’s Calypso(東京スカパラダイスオーケストラ) 他
http://www.tanuki-goten.com/

 鈴木清順監督の最新作。この人の作品にストーリーや演出に突っ込みをいれても、なんの意味もない。美空ひばりがCGで劇中復活してても何らおかしくない。オペレッタで、鈴木清順作品であるということを念頭においてないと、頭の中が???になってしまうであろう。舞台を映像で見ているのに似ている。
 音楽が劇中の狸楽団の楽団長ことムーンライダースの白井良明だったのだが(大島ミチルと共同)、どことなく北野武の「座等市」と似ていたのが印象的だった。劇中の効果音でリズムとるところと、最後の演出が、似たような感じに思えた。(おいらは座等市の方が好きだけどね)
 82歳でなお前進を進めるスーパー爺ぶりに感服。

放送禁止歌

2005年5月22日 映画
 アップリンクで森達也テレビ時代の特集がやっていたので行ってきた。
 この人はオームでとりあげた「A」もそうだが、徹底的に掘り下げて、新たな問題の視点をつくりだす。この作品は、テレビ局の審査担当、部落解放同盟の幹部、放送禁止歌を歌う人、みっつの視点から、「禁止しているのはだれ?」という答が浮かび上がる。
 「放送禁止歌」というのは存在しないという事実(最後にそれにあたるリストがつくられたのは20年以上前)と、抗議された場合の責任を回避しようとする雰囲気、それが原因ということがわかる。ただ、現実には似非カイドウの人がたかりにきたりする営業右翼のみなさんみたいなことが、企業に対して行われたりするんだけど。それと、問題を起きると、それを許可だしたの誰だということになり、その人の査定に響いてしまう場合もあることも事実であり、できるだけ回避しようとするのも大きいと思う。
 そういうのを抜きにしても、テレビでかかることがなかった歌が大量に聞けてかなりずっしりきた。なぎら健壱の「悲惨な戦い」みたいに非常におもしろいものもあったけど(これは相撲協会がらみ)

 ミゼットプロレスも見ようかとおもったけど、あまりにずっしりときてしまったので一本見て帰宅。今度は本の方も見てみようかと思う。(できればデープ・スペクター著の「放送禁止歌」もいいらしいので、一緒に読みたい)

カンヌよりも

2005年5月22日 映画
 世の映画関係の記事はSW3の話でまわっております。カンヌも決まりましたが、なんか扱いが地味。日本の作品が入らなかったせいもあると思うけど。
カンヌ最高賞に「ザ・チャイルド」…日本作品受賞逃す

 【カンヌ=田中誠】南フランスで開催中の第58回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の授賞式が21日行われ、最高賞のパルムドールに、ベルギーのジャン・ピエール、リュック・ダルデンヌ監督の「ザ・チャイルド」が選ばれた。

 生活費のために、生まれたばかりの子どもを売ってしまう若者とその恋人を主人公にした社会派のドラマ。ダルデンヌ兄弟は、1999年に「ロゼッタ」で、パルムドールを受賞している。

 日本から出品されていた小林政広監督の「バッシング」は受賞を逃した。

 そのほかの主な受賞結果を次の通り。

 ▽グランプリ=ジム・ジャームッシュ監督「ブロークン・フラワーズ」

 ▽女優賞=ハンナ・ラスロ(「フリー・ゾーン」)

 ▽男優賞=トミー・リー・ジョーンズ(「メルキアデス・エストラーダの3回の埋葬」)

 ▽監督賞=ミヒャエル・ハネケ「ヒドゥン」

 ▽脚本賞=ギジェルモ・アリアガ(「メルキアデス・エストラーダの3回の埋葬」)

 ▽審査員賞=ワン・シャオシュアイ監督「シャンハイ・ドリームズ」

 ▽カメラドール(新人監督賞)=ビムクティ・ジャヤスンダラ監督「ザ・フォーセイクン・ランド」、ミランダ・ジュライ監督「ミー・アンド・ユー・アンド・エブリワン・ウィ・ノウ」
(読売新聞) - 5月22日12時38分更新



 グランプリをとったジャームッシュの作品は見てみたいなあ。とりあえず。他は細かい中身わかんないと、判断不能。こういうとき、英語サイトは充実しているので、英語力があったらいいなあと思う。英会話スクールでも通おうかなあ。

 同居人が休日出勤しているあいだに、ごろごろしすぎたので、カンヌ作品じゃないけど、映画観にいってきます。

永遠のハバナ

2005年5月1日 映画
 都心が空くというので、近くを徘徊すると、サザンテラスが平日より空いている。広島館のお好み焼きが半分あいている(下手なお好み焼き屋にいくよりもここのほうがおいしいです)高島屋の中が平日並、人ごみぎらいなj君はおいらがこういうの好きなんじゃない?と連れていったナラカミーチェをえらく気に入り、全部ここのシャツにしたいと興奮しながら買い物していても、周りに客がいない。高島屋のメンズ売り場はいつも空いているにしてもね。
 買い物終わって、昼寝した後、渋谷へ。ここは通常ロスペースに行くと、隣のみうらじゅん的映画祭がご本人登場につき、激混みのため、週刊文春の映画欄でやたらと点数が高かった「永遠のハバナ」へ。なるべくGWは羽田とか仕方のないところ以外、混雑は避けるのだ。
 
 言葉のない映像。たまに流れる音楽が映像に流れる生活音と混ざり、独特の音を形成する。本当に単純に今のハバナをうつしている。登場人物の説明テロップだけでその画像の説明がなされており、あまりに簡素な映像(構図とかは凄いけど)に社会主義が崩壊した都市の姿が描かれており、どんな説明よりも雄弁だ。最後に登場人物たちの、夢が映像とともにテロップでだされるのだが、最後の老婆の「夢はない」で終わるところに、この映画の結論が詰まっていた。

 無言が言葉より伝えられることもある。
 4月28日はしぶやの日ということで、渋谷区の映画館は高島屋タイムズスクエア(新宿なのに渋谷区)も含めて1000円均一なので、仕事帰りに行ってみた。区内全部が割引になっているので、集中しないせいか、いつもより少し混んでいる程度だったようだ。渋谷は短館映画館を集めた、渋谷全体で一つのシネマコンプレックスになっているような感じなので、これを活かした企画をもっとしてもいいと思う。

 で、「猟人日記」なのだけど、はっきりいって眠い。最近、こういう文芸作品をみてなかったせいもかなりありますが、最初の方で5分くらい寝ました。それをカムアウトした後で感想をいうと、ユアン・マクレガーって駄目人間があうんですよ、ヤク中やら、女たらしとか、要するに

トレイン・スポッティングの時の役

みたいなのが非常に合うんですよ。ぴったりです。スターウォーズをみた時に、ジュダイの騎士を演じてる姿を見たときの、なんともいえない違和感は、これだったんです。あくまでも影のある役の方が似合うんですよ。少しだめなくらいが一番。
 この映画は、駄目小説家志望が、ヒモやっていた女をはずみで殺して、人に押し付けて、自分は女と情事を重ねながら旅をしていくわけです。ほんとぴったり。

スターウォーズ最終作はダークジュダイをやったほうがいい、心からそう思う。
若くして野球の天才と呼ばれるが、凶弾によって球界入りを遅らされ、35歳にして“奇跡のルーキー”として活躍する事になった男ロイ・ホッブス。彼の半生を詩情豊かに描き、同時に、古き良きアメリカの時代をも浮き上がらせた名編。

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 支配人の挨拶が終わって、最後の幕があがるのを見るのは何度めでしょうか、この季節に映画館の終わりを何度もみていますが、妙に郷愁にとらわれた思いになってしまうのであります。
 この作品を最後に選んだのは、何度でもやり直せるという映画のメッセージが、最後にふさわしいと思ってという支配人の弁でしたが、凶弾に倒れ、35歳でルーキーになり、チームが強くなってからも、ブックメーカーと球団を乗っ取ろうとしている人たちの妨害にも負けず、死にそうになりながらプレイオフに向かう姿はあざといぐらい感動的。でも、これ実話が元。こんな映画もびっくりな展開が現実にあったんですね。落ち込んでいたり、悲しいときに効く映画だと思う。周りの雰囲気に負けて、泣いてしまった。

 名前は引き継ぐ、みゆき座がいい劇場になるのを願います。
(映画のクライマックスと同じなの。展開がいちいち重なって、選んだ支配人エライ。)

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