永遠のハバナ

2005年5月1日 映画
 都心が空くというので、近くを徘徊すると、サザンテラスが平日より空いている。広島館のお好み焼きが半分あいている(下手なお好み焼き屋にいくよりもここのほうがおいしいです)高島屋の中が平日並、人ごみぎらいなj君はおいらがこういうの好きなんじゃない?と連れていったナラカミーチェをえらく気に入り、全部ここのシャツにしたいと興奮しながら買い物していても、周りに客がいない。高島屋のメンズ売り場はいつも空いているにしてもね。
 買い物終わって、昼寝した後、渋谷へ。ここは通常ロスペースに行くと、隣のみうらじゅん的映画祭がご本人登場につき、激混みのため、週刊文春の映画欄でやたらと点数が高かった「永遠のハバナ」へ。なるべくGWは羽田とか仕方のないところ以外、混雑は避けるのだ。
 
 言葉のない映像。たまに流れる音楽が映像に流れる生活音と混ざり、独特の音を形成する。本当に単純に今のハバナをうつしている。登場人物の説明テロップだけでその画像の説明がなされており、あまりに簡素な映像(構図とかは凄いけど)に社会主義が崩壊した都市の姿が描かれており、どんな説明よりも雄弁だ。最後に登場人物たちの、夢が映像とともにテロップでだされるのだが、最後の老婆の「夢はない」で終わるところに、この映画の結論が詰まっていた。

 無言が言葉より伝えられることもある。

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