かゆいところに手が届く

03月28日付 日経ITの報道「NTTレゾナント、「goo」で利用者別にお薦めニュース」へのコメント：

最近、このポータルは調子よいです。

　本気で3位狙っていくと言っていたのは嘘ではなかったなと思います。教えてgooの駅張りやら、検索イベントやら、プランナーが誰かはわかりませんが、上手いなと感心いたします。yahooのように圧倒的な地位を持つもの以外は、定期的にテコいれしないと客がさっといなくなるのがネット業界。ターゲティングメール、その他媒体も、人集めと飽きさせないことに努力しつづけなければなりません。媒体価値が下がるイコール媒体料金が下がり、予算が少なくなり、コンテンツがますますさびしくなるという悪循環にならないためなのです。つまんなかったら、すぐ別のところに行くという切り替えが早いきまぐれな現代人の思考に合わせて、嫌われ者の広告なんぞを観てもらうのは、難しいですね。
　ネット系の広告はカットするソフトなどが普及しつつあり、テレビもDVDレコーダーによる視聴環境の変化で、コンテンツごとスポンサーとなる、スポンサー主導の形が映画でもテレビでもネットでも中心となるんでしょう。広告に見えない形のもの、巧妙化していくはずです。そういうものから全部逃げたいのなら、有料サービスを使え、ただならば広告を見ろという、非常に嫌なことになるでしょう。
　広告はどこまでも追いかけてくる。

追加

2）「ワンズ・キッチン」突如の閉店

　韓国ドンキに隣接し、韓国ドンキ脇の「プチ・アセアン屋台村」の主力店でもあり、二階の本店は「リトルコリアの中の上海独立区」として、僕が上海料理（特に、排骨の黒酢煮込みと、インゲンの四川風炒め、そして壺で豚の三枚肉とアヒルのゆで卵をとろけるまで煮込んだ「毛沢東の大好物」、そしてああ。ケジャンなどお呼びでない、あの香り高い上海蟹）を食べたくなった時、そして「上海のテレビ番組」を観たくなった時に駆け込めば、早朝5時まで暖かい笑顔で出迎えてくれた「ワンズ・キッチン」が、何の予告もなく、突如として2月末に閉店していた事を先日知りました。移ろいやすさが移民街の掟とはいえ、かなりショックです。

　「スペインの宇宙食」にも有るとおり、僕が贔屓にする「家から最も近い中華料理店」は、ある日突如としてスタッフ全員で帰国してしまう運命である模様。これで上海料理は「上海ハオチー」と「華僑飯店」（先日、エスクァイア日本版のアイウエア特集でロケに使わせて頂きました。店長、有り難う御座います。秘密で勝手に撮っちゃったけど・笑）そして「青葉」だけになってしまったなあ。上海蟹と排骨は、ここが一番美味しかったのですが。

http://park10.wakwak.com/~kikuchic/cgi-bin/ezjoho.cgi
　この日記でも取り上げました、新大久保のドンキの隣の態度の悪い中華料理屋ことワンズキッチンが閉店していた模様です。ていうか、おいらが最後にいったときに取材のカメラ入っていたし、なんらかの出来事があって急に閉店という感じだったのではないでしょうか。
　ドンキの放火事件以降、露骨に客が減っていて（ホットクのところの行列もだいぶ減りました）、客足が戻っていない状況だと、店の運営はきつかったかっもしれませんね。
　菊地成孔氏には、その近所の5時までやっている美味しいビーフン屋さんを教えるので、早くスパンクハッピーの新譜を出せと申したい次第であります。この方の日記はおいらと行動範囲が一緒なので、ご近所にいるこんな人的感覚で読ませていただいているので、微妙な親近感があります。blogで自分と似ているタイプの人を探して読むような、なんとも言えないこの感じ。