清水だったところ。

　静岡は東京よりも少し暖かくて、ジャスト観光客気分で東名を流れ走り、どんどん近くなってくる富士山に感動しながら、清水エスパルスの本拠地にくっついている観光スポットに到着。ちびまる子ちゃんの初期のあの妙なニヒルな感覚が好きといったので、ちびまる子ちゃんミュージアムというものにつれていきたかったらしいが、どうみてもしょぼそう（二人で直感）なんでスルーしたけど、館内のどうみても客寄せのために企業が作ったとしか思えないミュージアム（箱根あたりとかミニミュージアムの数と中身のなさは反比例の関係があると思う）の中、仕方なく寿司ミュージアムにはいったけど、やっぱしょぼい。
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　和食のファミレス、華屋与兵衛の華屋与兵衛は実在の人物で寿司の現在の形を作った人だってわかっただけでもいいとするか。でもそれにしてもしょぼかったな。展示も見られることまったく考えられてないし。寿司のテーマパークみたいなのが隣接であるんだけど、なんかぴんとこない。おいしいんだけどね。
　なんかしっくりしないまま、魚売り場の片隅にある定食屋みたいなところにいったら、激安でおいしいの。こっちメインにしろって感じ。もし、サッカー観戦で行かれた折には魚売り場の一番端っこの地元の人らしき人が食べてる姿があるところにいくことをお勧めします。
　おなかがほどよくなったところで更に西へ西へ、清水市はなくなっちゃったから静岡市内動いているだけなんだけど、羽衣伝説の場所にいって海でただずんで青春してみたり、静岡のホテルについたあとは、J君が赴任時代のいきつけの鮨屋さんで食事したんだけど、なんかいままでいったところのある店とぜんぜん違うの。こんな風とか、岩塩で食べておいしいやつとかいうと、あわせて握ってくれるの。いや、カウンターで食べればそうでしょって言われるかもだけど、出てくるものが裏巻きとか飾り押し鮨とか見た目がきれいで、食べるのもったいないくらいなものが出てくるのです。
　ホテルに寝に帰るころには、旅行きてよかったなあと心も体も満たされて食道楽こそ人生よねって感じで、にこやかに過ごしたのでした。

そうこの日までは、正確には次の日の昼間まで。